物性物理(理論)を専攻するってどういう事

物性理論を専門とする人が考えた事について

大学院生(理論物理)って何してるの

自分はいま大学院生という立場で、学部生の頃はそれなりに勉強をして、院試を受けて(僕は外部の院を受けた)今に至るわけです。それで何を思ったかというと大学院生の実情ってよくわからないよな、という事です。理系だったら大学院まで進学するのが多数だよ、みたいな話を聞くには聞くのですがそれでも日本全体で見たら大学院生って謎な存在なのではないでしょうか。実際学部の頃の僕はそう思っていました。僕は物理楽しいという気持ちだけでそのまま謎な世界に突入した訳ですが、それで良かったのかと言われると自信をもって良かったと言い切れないし、逆に進学しなきゃ良かったと思う状況でもないのでこの先どうなるか、次第です。

ともかく、何が言いたいかというとこれから大学院で(理論)物理を専攻しようと思う人が、何のイメージもわかないまま進学するよりかは当事者の声があった方が良いだろうと思ってこのブログでもぼちぼち大学院生がどんな存在なのかを明らかにしていこうと思った次第です。(そのためにはこのページを見つけてくれないといけないのですが)

だからこのブログに行き着いた人に少しでも大学院生(あるいはもっと広く研究者)の生活が伝わるといいな、と思っています。

それから、名前も顔も知らぬ後輩のために僕が勉強した本や勉強の時に心がけている事なども老婆心ながら書いてみたいとも思います、いつか。